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今朝の新聞から

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今朝の一面に載っていた画像の記事。業界ではかなりタイムリーな話題でした。
「空き家問題」
人口減少基調の中では、どうしても避けられない問題でしょう。
増えれば減るのが自然の摂理。
予測はできたのでしょうが、現実はもっと厳しかった。。。
と言ったところでしょうか。

高度経済成長やらバブルやら。好調があれば不調があるのも摂理。
であれば、もう少し早めに手を打つこともできたのではと思うのですが…
そこはお国のせいにしても仕方がないですね。

建物が存在しさえすれば税金優遇!という時代にそぐわない措置があります。
これは日本が上昇基調にあるときの特例であって、下降気味の現代に見合う特例なのか?
(昭和48年からみたいです。まさにボクと同い年w)

この優遇措置が存在し続ける限り、所有者は建物を取り壊す気にはならないでしょう。
お金をかけて取り壊しても、以後は税金が上がってしまうのですから。
(倒壊の危険がある建物に限り、来年より優遇措置を打ち切るらしいですが、、、)
これでは空き家が増え続けますよね。

逆に、壊さず大事に使っていても、
時間とともに価値が下がっていくシステムもどうなのかと思います。
どんなに手を掛けてきれいに使っていても、木造であれば約23年でほぼ価値がゼロです。

建物の価値って何なの??
人それぞれ好みがあるように、建物にも好き嫌いがあるはずです。
どんなに古くたって、古い物件にしか住まない人もいれば、新築にしか住まない人もいる。
大きいより小さい家を好む人もいます。反対も然りです。

結局は価値なんてものは、人それぞれ違うんじゃないかと。
他人に決められるものではないのでは??
すでにそんな風潮になりつつがあるのは確かです。
古い物件だって欲しい人には宝に見えてると思いますし。
そんな側面から建物の価値を見ることができれば、
もっと個性に満ち溢れたステキな街が出来上がると思うんだけどな〜

お金をかけてリフォームをしても「価値はゼロ」なんて、絶対アリエマセンから。

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