Hakkaisan

『Hakkaisan』

なんでも横文字にすればイイってもんじゃないんだよとは思います。
しかしココはそんな雰囲気が似合うのかもしれません。
八海醸造が手がける『魚沼の里』です。
（観光スポットとしてはかなり有名な場所らしいので今更言うまでもないのですが）

ここを訪れるのは夏以来2度目。
前回訪れた際は雪室の見学ができなかったので。今回はリベンジを果たしてきました。
自然エネルギーを利用した貯蔵庫で、庫内温度を一定に保つことができ低温熟成には最適とのこと。
上のタンクでは日本酒を熟成しているそうですが、
この雪室が竣工してから寝かし続けているらしく、来年（再来年だったかな？）
やっとお披露目となるみたいです。
（八海醸造としても初の試みらしく、運が良ければその頃ココで飲めるのかも）
『熟成』とかいう類の単語に弱いのは私だけではないと思いますが、
話を聞いているだけでなんだかワクワクしてしまいました。
（言っときますがお酒は飲めない方です）

樽に至ってはウィスキーではなく、焼酎を寝かしているんだそうです。
これは試飲をさせていただきましたが、米焼酎が綺麗な琥珀色となり見た目はまさにウィスキー。
足して2で割ったような味がとてもまろやかで衝撃的なものでした。
これは来月にも商品化となるそうで。
お酒はまったく強くない私でも、このお酒だけはかな〜り興味津々です  笑
(来月買いに行っちゃおうかなぁ〜)

今まで日本酒に対して『伝統』とか『格式』とかそんな “漢字” のイメージしか
持っていませんでしたが、もはやそんな考えは時代遅れなのかもしれませんね。
古くから受け継がれてきたものとニューウェーブが絶妙なバランスでクロスして、
素敵なものを産んでいるんだなぁ。と。なんだか心地のよい場所でした。

次はぜひ真冬の雪の中に行ってみたいです。辿り着けるかわかりませんが。。。笑