AIは脅威か相棒か。


(↑もちろんAIに作成してもらいました)

💡AI時代、不動産会社はどう変わっていくのか

最近、どこへ行っても「AI」という言葉を耳にします。
画像を作ったり、文章を書いたり、データを分析したり。。。
数年前なら夢のようなことが、今では日常になりつつあります。
正直なところ、ここ1〜2年の変化はすごいスピードです。
まるでビジネス全体が一気にハイギアに入ったような感覚。
はたしてこのスピードについていけるのか、、、と、不安になることがあります。
それでもやはり、AIがもたらす変化を“脅威”ではなく“チャンス”として捉えたい。
なんとか食らいついていたいという思いから、少しずつ仕事の中に取り入れています。


📊 AIが変える「仕事のスピード感」

不動産の仕事って、「情報」の占めるところが大きいんです。
相場、法令、物件、マーケティング分析などなど……調査するのも時間がかかる。
資料をまとめるのに半日つぶれる、なんてこともよくありました。
でも今は、、、AIを使えばほんの数分。
過去の取引データから相場を提示してくれたり、
法令の制限や物件情報を自動で整理してくれたりします。
「これ、もう一人スタッフが増えたようなものだな」と感じることもあります。

もちろん、最終判断は人間がします(これ大事!)。
でも“調べる時間”が短くなるだけで、
頭の余裕と、お客様に向き合う時間がまったく違ってきます。
AIのおかげで、“考える仕事”に集中できるようになったかな。。。そんな感覚です。


💬 AIが出した答えを“どう使うか”が鍵

AIの提案は確かに便利ですが、やはり完璧ではありません。
データ上は「この価格が妥当」と出ても、
実際の物件の空気感や、地域の雰囲気、そこに住む人たちの想いまでは読み取れません。
数字には現れない“肌感覚”や“温度”の部分――
それこそが、人にしか感じ取れない価値。
そして、その部分こそが不動産屋の経験や感覚だと思うのです。

AIが示した地図の中、私たちが“どの道を選んで進むのか”
そんなAIとの関係性が理想なのかもしれません。


🧭 時代のスピードを怖がらず、楽しむ方向へ

正直、AIの進化スピードにはまだ戸惑うこともあります。
新しいツールが出たと思ったら、いつの間にかもっと便利なものが登場する。
そんな日々の繰り返しです。

それでも、「まずはやってみよう」という気持ちだけは忘れたくありません。
AIに任せるところは任せ、人にしかできない“判断と想い”を残す。
そうやって少しずつ、自分たちの仕事をアップデートしていけばいい。

ただひとつだけ、はっきりしているのは――
AIに自分の“色”までは奪われたくないということです。
文章のトーン、発信の温度、判断の軸。

それらは私自身が積み重ねてきた経験から生まれたものです。
AIに助けてもらうのはいい。
でも、私の“イメージ”や“想い”が書き換えられるようなことだけは避けたい。
それが、この時代を生きていく中での、自分なりのルールです。


🏡 終わりに

AIが進化しても、変わらないものがあります。
それは「人と人との信頼」です。
AIの力を借りながらも、私自身が私として地域の方々の暮らしに寄り添う。

時代がどれだけ変わっても、“人の想い”を感じ取れる仕事を続けていきたい。
私の働き方です。ここだけはブレません。

結局、AIは脅威にも、相棒にもなり得ます。
その違いを決めるのは、たぶん「使う側の姿勢」です。
私はこの時代を、AIとともに前向きに歩んでいきたいと思います。

Published On: 2025年11月10日Categories: BLOG